海芝浦駅というまるで海の上に浮いているような光景の駅が神奈川県横浜市鶴見区にある。
今からおよそ3年前にこの駅を見に出かけたことがある。 ちょうどその頃、JR各線の終着駅を見に行くという遊びにハマっていたこともあり、JR鶴見線の終着駅である海芝浦駅を見に行こうということになった。
また、この鶴見という地区は私が小学校1年から3年までの約三年間の幼少期を過ごした場所でもある。
この近くには「国道駅」という戦前に作られた駅があり、その薄暗い作りは不気味でありつつもなんとも荘厳な不思議な趣があり、今も戦前の空気をたたえたまま佇んでいる。
私はかつて自分が住んでいた、訪れたことのある場所を再訪しては「当時の記憶」と「実際の目の前にある景色」との間違い探しを楽しむという自分の記憶を使った街歩き型謎解きイベントを勝手に催している。この趣味は必要な持ち物は自身の記憶だけなのでとっても手軽に楽しめる趣味としてとてもおすすめである。
数十年ぶりに歩く鶴見の街並みはかつて通った小学校までの通学路やいつか食べたことがあるラーメン屋などを見かけたりして思い出の掘り起こしを存分に楽しんだ。
その時の様子をYoutubeにもあげていた。ふとしたときにこの動画を見て、当時歩いた様子を思い返しては悦に浸る夜を時折過ごしている。