過去の記憶を再強化するゲームについて
私は時々、自分の曖昧な記憶を元に過去の出来事や見た景色を振り返ったりしたくなる瞬間があります。
例えば、私は小学校1年生から3年生まで横浜市の鶴見区周辺に住んでいたのですが、その時の記憶を呼び戻そうと何十年ぶりかにその土地を訪れた様子を、かつてYoutube動画としてアップロードしました。
その際はかつて足繁く通ったラーメン屋に行ったり、友達とはぐれて迷い込んだ薄気味悪い鉄道駅を訪れたりと、自分の記憶を呼び戻すことができるエモい出来事を何度も味わいました。
こうした記憶の再強化を行うことの面白さは、自分の中で思っていた記憶と現実に結構なギャップがあることに気づかされることです。
例えば、記憶の中ではかなり大きいと思っていた建物が意外と小さかったりなど、かつて受けた印象とのギャップを楽しむことができます。
あの時のうっすらとある記憶は果たして正しいのか、そうした現実との差分確認はさながら無料で楽しめるミステリーゲームのようです。
先日、なんとなく過去のFacebook投稿を見ていたら、どうやら私は2013〜2016年ごろの記憶がどうもすっぽりと抜けているなーということに気づきました。
なんとなくSNS利用から離れていた時代であり、オンラインで確認できる過去の事象が少ないことにも起因するのかもしれません。
なのでその頃に付き合っていたであろう人たちに連絡を取り、「あの頃何してたっけー」と言ったヒアリングをして記憶を取り戻す、そんな活動をしたいなと思っています。
自分の記憶を辿る旅、次の停車駅はいつの時代か。
