ぶらついた結果

あちこちぶらついた結果を記録していきます。週末は主に奥多摩歩き。

光る君へ 第二回「めぐりあい」感想

すっかり間が空いてしまったけれど、一年後に振り返るために「光る君へ」第二回の感想を書き留めておきたいと思います。

あらすじ

母の死から6年、まひろは15歳となり成人の儀式を迎える。父・為時とは母の件もあり、ぎこちない関係となっている。まひろは街中での代筆仕事に自分の居場所を見出していた。 一方道長は官職を経て宮中に使える。姉・詮子が帝との間に皇子をもうけ、道長の父・兼家はさらに強固なものにしようと次男・道兼を動かし陰謀を計る。 ある日、そんな二人は散楽が演じられる街角で再会を果たす...

感想

再会について

思っていたよりあっさりと再会する展開だった。もう少し引っ張って(おそらく7話あたり)それまではすれ違いつつお互いの状況をザッピングするように描きながら進行するものだと思っていて意外だった。 個人的にはもっと焦らしてほしい、焦ったさを味わいたいと思っていたが、このテンポ良い展開の方が昨今の視聴者にはウケるのかもしれないと思い直した。確かにまひろが早いとこ使えないと宮中劇に絡んでいけないので必要なテンポかもしれない。

見どころ

今の所そこまで劇的な歴史の動きみたいなものはないので、陰謀劇(兼家サイド)とラブロマンス(まひろと三郎)といった人間関係がドラマを駆動する主要因となっていそう。 この辺りは好き嫌い分かれそうだが、主な歴史資料が残っておらずドラマ的想像力で補っていく脚本は個人的には好き。 また、散楽をはじめとして学問や衣装、通過儀礼といった民俗・風俗描写が見ていて面白い。個人的には人間ドラマよりも注目しているポイントかもしれない。

今週の師貞親王

登場人物の中では一番注目してみている。今週も面白かった。

「お前のおかげで俺は随分賢くなったぞ」

上記のセリフが熱い。うつけものに見えるのは果たして演技なのかそれとも。今後の彼の振る舞いにワクワクが止まらない。

第三回「謎の男」も視聴済みなのでなるべく早いうちに感想を書きたい。