「ヒトはなぜ先延ばしをしてしまうのか」読書中
Amazonの推薦で見かけた下記の本を読んでいる。今の所半分まで読んだ。
本書では最初に「先延ばし」が起こるメカニズムとこれまでの研究成果を紹介し、第7章からは下記の3種の先延ばし要因に対するテクニカルな対処方法を具体的にレクチャーする流れになっている。
自信がなく失敗する怖さから取り掛かることができない
作業自体が退屈なためやる気がわかない
時間的な余裕からつい目の前の短期的な楽しみに集中力がとられてしまい、着手できない
本書の最初にこれら3種のどのタイプかを測る指標が紹介されていたが、私はどれも先延ばし癖が強く、特に3番目の短期的な楽しみに逃げてしまうがとても当てはまるようだ。実感値としてもその通りだと思う。
。要するに、衝動に負けやすい人は、前もって計画して仕事に取り組むのが不得手で、ようやく仕事に着手したあとも、すぐに気が散ってしまう。そうなると、もはや先延ばし街道まっしぐらだ。
いくつか出てきた中で、下記の心持ちをまずは実践したいと思った。
- 楽天的にならず、自分の先延ばしがひどいことを認める。そうすることで一度でもタスクから逃げ出したらすぐにまた先延す、と自覚する。
●理由をつけて計画の実行を後回しにして、困った事態を招いた経験がこれまで何度あったかを思い返す。日記をつけて、自分の先延ばし行動を記録にとどめる。 ●自分の最大の弱点が意志の弱さだと認識する。意志の弱さゆえに、「今度だけ」と言い訳して先延ばしをする可能性が高いと理解しておく。 ●一度でも先延ばしをすれば、その後もずるずると自分に先延ばしを許すことになると認識する。はじめに先延ばしをすれば、いつまでも最初の一歩を踏み出さないまま終わる可能性が大幅に高まるのだ。
この言葉を意識して、中断していた断酒に取り掛かってみようと思いました。経過は追ってこの場で報告していきたいと思う。