ここ数日起きている、Twitter上での「◯◯なアライさん」を名乗るアカウントの増殖現象が面白くて追ってます。
Twitterは別に実名性でもないし、過激なツイートはアライさんを通さなくても出来るのだ。アライさんを通して発信する意義・意味が問われているのだ……
— 新生活が幸せなアライさん (@tsurainodaa) 2019年4月19日
あれこれ言うこのアライさんもまた当事者なのだ。
アライさんたちはなりきり、とはまた違うと思うのだ
— 恵まれているのに辛いアラウィさん (@arisesan_tabun) 2019年4月19日
アライさんの毛皮を着てアライさん語で話すことで、なんでも少し柔らかい表現になるのだ。だからなんでも言えるのだ
でもなりきりのようにイメージを壊さないようにもしているので、励ましや褒めの循環が起きていたのだ
それだけでよかったのだ
あぁ、そうか…
— ふらぅだったかもしれない (@Titanfang) April 20, 2019
アライさん化現象は、低コストなバ美肉だったのか。
かわいいガワで面白くないと人権を得られないけど、姿も口調も思いつかない…そこに現れたのが可愛くてわかりやすい口調でそれなりに知名度があり、自信満々なのになんか情けない感じのアライさんだったのか。
アライさんという話法を手に入れることでセルフナラティブの語りを滑らかにしているアライさん界隈は普通に面白いと思うのだ。話法によって語りが滑らかになるというのはなんJとかのネットミームにも共通する現象なのだが、それが自分を物語る方向に舵を切ってるのが今回のムーブメントの面白さなのだ
— 小山晃弘 (@wakari_te) April 13, 2019
アライさん現象には「人間は如何にして困難を語る言葉を獲得するのか」という問いへのヒントが満ちてるんですよ。これは本当に面白いことだと思う。
— 小山晃弘 (@wakari_te) 2019年4月20日
アライさんというキャラを演じることによって、自らの辛い境遇を言葉にすることができる。また、それをみたアライさんというキャラを演じている人たちもまた、演じていることによって優しい言葉を投げかけるこの連鎖...!なんと、尊い。。 一度ルールを覚えたらたちまち増殖するネットミームと文化、こういうの本当好きだし良いと思いますね。
ゾンビのように増殖する自称アライさん界隈を「 ラクーン・シティ」と呼ぶのは草
— トイレスタンプ香りジェル (@Conscript1942) 2019年4月19日
上記笑った。