今年も何人かの人に手伝ってもらいながらわさびの植え付けを行いました。
今回は先輩農家の方たちに指導してもらいながらの植え付けになりました。
せっかくなので植え付けの際の手順とそれぞれの工程の注意点を画像と動画を交えて記録に残します。
1)田の掃除
- 田を掃除する際には作付け面積を広く確保するために、石は山側ではなく谷川に移動させる
- 小さな石は柵切りの際の柵に利用するため、あまり捨てすぎないようにする
2)ポンプによる田起こし
- ポンプを使用する際は、はじめに呼び水として上部の口から水を入れ溜めておく。(そのため、1ℓペットボトルを用意しておく)
- ポンプを停止する際には、赤いボタンを押す
- ポンプを始動する前に、アクセルは弱に戻しておく
- ポンプの取水口として、箱などに水を溜めておくと良い
- 田起こしをする際には、ポンプの先端をギリギリまで差し込み、徐々に持ち上げながら土を攪拌する。この作業を20cmおきに繰り返す
3)かずさによる田の攪拌
- はじめはしたから上に向かって行う
- 一反あたり3人程度で行う
4)かずさによる柵切り
- 攪拌した栄養のある土は残し、砂利と小石で柵を作る。
- あまり土を掘りすぎないように気をつける
5)苗の植え付け
- かずさの先端をギリギリまで差し込み、持ち上げた瞬間になるべく深いところに苗を植える
- 茎が倒れないように前後を小石で挟むと良い
6)柵の石積み
- 植え付け後に行うと足の踏場に困るので、4畝程度植え付けたら石を積み始める
- 余力があれば行っても良いが時間がなければ次回以降に回しても問題ない
以上、今回も1日かけての作業でした。
月に1度ほど奥多摩にてわさびの面倒見ているので、もし遊びに来たいという方いらしたらご連絡ください。