【2017/06/03】
稲田堤駅から南下すること約10分、多摩川河川敷にひっそりと佇む茶屋「たぬきや」に行ってきた。
茶屋と言いつつ酒を目当てにきている人がほとんどの様子。
目の前に広がる川と青空を肴に、真昼間からいっぱいやる人たちで大変賑わっていた。
こちらは昭和10年創業ということなので、かれこれ80年以上も営業していると言うことになる。創業当時はこの辺りにも他の茶屋で賑わっていたそうですが、今はこのたぬきやを残して閉店してしまったようですね。
実はここには10年近く前にも一度訪れてます。
その時はICIスポーツが主催するカヌー教室に参加した折に、終了後に偶然この茶屋を見つけ名物の焼きそばとビールをいただいたのを、今でも懐かしく覚えてましたね。
そんな懐かしさもあり足を運んてみたのですが、今も変わらぬ佇まいに顔には出さずに嬉しさをかみしめてました。
ただ、一つだけ気になったのが店を切り盛りするのがおばちゃん一人で、明らかにお客を捌ききれていないのが少し心もとなく思いました。一人の客の注文を受け終えるまでに5分ほど要するので、後ろで焼いている焼き鳥が焦げてしまわないかと思わず心配になるほど。
せめてもとあまり手間のかからなそうなメニューだけを注文して2時間ほどだらっとしたのちに帰りました。にわかに人気を浴びたせいだろうか、昔訪れた時よりもやや落ち着けなかったのがなんだか少し寂しく感じた土曜の昼下がりでした。